2015年浄水器普及率は40.5%です。ちょっと前のデータなので今はもう少し普及していることでしょう。
しかし40%もの人たちが浄水器を取り付けていて、どのくらいの人たちが浄水器の効果や、浄水器で水の何を取り除いているのか知っているのでしょうか?
疑問に思ったので、浄水器について調べてみました。
浄水器って何をしてくれるもの?
浄水と言われてもイマイチピンと来なくて何をしてくれるものなのか疑問に思います。
最近流行りの蛇口一体型浄水器の場合、カートリッジ(フィルター)を直接蛇口にセットして使用するものですが、浄水器を通す水と通さない水では飲んだとき、まろやかさが違います。
浄水器を通さない普通の水はなんとなくトゲがあるように感じます。水道水がフィルターを通水すると、よく耳にする塩素や、カビ臭さ、水道管を通り抜けてしまった小さなゴミ、農薬や、鉛などを取り除いてくれます。
古い建物などは配管が錆びていて水が赤茶色に濁って出てくる場合があります。配管の錆び具合でも浄水器効果は変わってしまいますが、軽い錆であれば浄水器のフィルターで除去出来るので試す価値はありますが、ゴミや錆が多いとすぐにフィルターが目詰まりを起こしてしまうのでコストがかかってしまうのが難点です。
水道水はダイレクトに出てくるのに対して、浄水器はいろいろな不純物を取り除いてくれる物と思ってください。
浄水器は水道水のカルキには効果はあるの?
カルキには水の消毒、殺菌、雑菌の繁殖を防いでくれて水道水の安全に飲めるようにしてくれる物です。
その昔、井戸水を飲んでいた時代は菌やウイルスに感染して疫病が流行ってしまうことがありました。
水道設備が整って消毒がちゃんとされるようになってからは、世界でもとても安全な水道水になったのですが、しかしその水に慣れてしまったら今度はカルキ臭さが気になり始めてしまいました。
浄水器ならなんでも取り除いてくれると思いきや、100%カルキは取り除いてくれないようです。でも浄水器で80%はカルキを除去してくれます。
フィルターの交換頻度にもよりますが、真新しいフィルターでも完全カルキ抜きは出来ません。
それでも80%除去してくれるだけでも全然美味しく飲めるので問題はないです。
フィルターの交換頻度
浄水器のフィルターを交換しないでいると、どんどん不純物がたまってしまい目詰まりを起こし効果を感じられなくなります。
メーカーにもよりますが、だいたい4ヵ月~6ヵ月目安で交換した方がより美味しいお水を飲むことが出来ます。
もったいないからと交換しないでいると、浄水器の意味がなくなりますので気を付けてください。
まとめ
日本の水道水は世界でも珍しく、蛇口をひねってすぐに飲めるほど浄水場で綺麗にされて運ばれています。
ただ、どうしても水道水をダイレクトに飲む事に抵抗があれば、ミネラルウォーターを毎回購入して飲むよりもいろいろな不純物を取り除いてくれる浄水器の水の方が手軽ですし、効果もしっかりとあるのでお得です。