天気が良い日に、布団を干します。
ダニは暑いのが苦手なので太陽に当たっている部分が暑くなったらひっくり返します。
これでダニは死滅、締めの掃除機でダニ退治完ぺき!
と思っている方、多いのではないでしょうか?
実は、ちょっとしたコツがあるのです。
布団のダニを掃除機で除去する効果的な方法を考えてみました。
ダニの死滅温度は?
ダニが死滅する温度は50度以上の高温です。
真夏の炎天下ならば表面は50度くらい行きますが、ダニは奥の涼しい方に逃げていきます。
当然ひっくり返しても同じことです。
実験もしたことなければ、研究もされていないのであくまで私の推測ですが、真夏の炎天下のもと、車のボンネットに布団を敷いたら、下からはボンネットの熱が伝わり、上からはお日様が照り、全体的に50度に達するのではないかと推測はしてみました。
興味のある方は実験してみてくださいね。
布団を叩くのは逆効果!
あの音を聞くと、「もう、夕方かぁ」と思えるほど、あちこちのお宅からパンパンと布団を叩く音が聞こえていました。
しかし、布団は叩いたらダメです。
叩いた方がダニが落ちるイメージですが、実は叩くと、ダニの死骸やフンが細かくなって出てきてしまい、叩く前より酷いことになります。
ダニアレルギーの方には辛い布団になってしまいます。
掃除機で一気にダニ退治!
掃除機には当然のことながらダニ退治機能はついていません。
でも、天日干しした後に、掃除機をかけることにより、ある程度ダニやダニのフンを減らすことができます。
定期的に掃除機をかけることで、ダニが増えるスピードを遅らせることはできます。
ここで重要なのは吸引力と掃除機のかけかたです。
生きているダニは自分の爪を繊維に引っ掻けて掃除機には吸われないように頑張ります。
吸引力が弱い掃除機だと、ダニは余裕で居座り続けます。
吸引力が強い掃除機であれば、全部の生きているダニを吸うことは出来ないものの、ある程度吸い込めます。
かといってダニのためだけに吸引力が強いダイソンの掃除機に買い換えるのも痛い出費なので、無理はしないでください。
掃除機のかけたかひとつで、だいぶ効果も変わってきます。
布団用のノズルを掃除機にはつけ、床を掃除するときみたいにせっせと動かすのではなく、なるべく1ヶ所づつ、ゆっくり掃除機を当てるのがコツです。
これだけで生きているダニも多少は取れ、ダニの死骸やフンもスッキリ取り除くことが出来ます。
布団に潜むダニは掃除機で完全駆除出来ないが掃除機をかける意味はあった!
- ダニの死滅する温度は50度以上!天日干しでも死滅は不可能。
- 布団叩きは逆効果!ダニの死骸やフンが細かくなって表に出てきてしまう。
- 掃除機はゆっくり、1ヶ所に当てるようにかけていく。
ダニ完全駆除には布団丸洗いが一番ですが、なかなか出来ないものなので、うまく掃除機を利用して少しでも快適な布団で寝ましょう。
睡眠は人間にとって大切なものです。ダニに邪魔されたくありませんね。