読書感想文が苦手な男子にこそおすすめしたい本
男の子が夢中になれる「冒険」「笑い」「友情」がカギ
読書感想文を書くためには、「本を読むことが面白い」と思える体験が第一歩。特に小学生男子は、テンポが良く、共感しやすい登場人物やワクワクするストーリーに心を動かされやすい傾向があります。
【低学年(1〜2年生)向け】感想文が書きやすいおすすめ本
『おしりたんてい』シリーズ(トロル)
- ユーモアたっぷりで、謎解きも楽しい!短めのストーリーなので感想文にも最適。
『かいけつゾロリ』シリーズ(原ゆたか)
- 大人気の冒険シリーズ。笑いあり、感動ありで、書きやすいポイントがたくさん。
『わんぱくだんの○○』シリーズ(ゆきのゆみこ)
- 身近な出来事から大冒険へ!想像力が広がりやすい内容。
【中学年(3〜4年生)向け】感情移入しやすい本
『おばけずかん』シリーズ(斉藤洋)
- 怖いけど面白い!読みやすい構成で、好きな「おばけ」をテーマに感想が書ける。
『ざんねんないきもの事典』(今泉忠明)
- 事実を知って驚き、笑って学べる一冊。動物好きな男子にぴったり。
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(廣嶋玲子)
- ミステリアスな設定と、結末に含まれる教訓が感想文に最適。
『ぼくはめいたんてい』シリーズ(マージョリー・シャーマット)
- 推理ものが好きな男子に人気。問題解決の過程が感想文の材料に◎。
【高学年(5〜6年生)向け】深く考えるテーマの本
『5分後に意外な結末』シリーズ(桃戸ハル)
- 短編なので読みやすく、意外性のある結末が感想文にぴったり。
『かあちゃん取扱説明書』(いとうみく)
- 母との関係や家族のことを見つめなおすきっかけになる。
『エルマーのぼうけん』(ルース・スタイルス・ガネット)
- 古典的冒険ファンタジー。夢中になる男子多数!
『サバイバルシリーズ』(韓賢東)
- 科学的な学びと物語性が融合!自由研究にも応用できる一石二鳥の本。
『クラスメイツ』(森絵都)
- クラスメイトそれぞれの視点で描かれるドラマ。共感や気づきが多い作品。
読書感想文を書くときのポイント
・好きな場面、印象に残った言葉を選ぶ
→ 「なぜ好きか」「どう感じたか」を書くと、立派な感想文に。
・自分の体験と結びつけてみる
→ 本の内容と「自分だったらどうする?」を結びつけると深みが出る。
・短くても大丈夫、心がこもっていればOK
→ 文章が苦手でも、素直な気持ちが一番大事!
まとめ:読書感想文は「おもしろい!」から始めよう
男子に合う本を選べば、自然と感想も湧いてくる!
読書感想文のコツは、「心が動いた瞬間を思い出す」こと。本が面白かったら、その気持ちをそのまま書くだけでOK。最初の1冊にピッタリな本をぜひ試してみてください!