十五夜の意味や由来とは?すすきや団子はどうして?

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日本から古く伝わっている十五夜ですが、意味や由来を知っていますか?

十五夜の意味や由来を知ることで、今よりも趣深く感じることができますよ。

十五夜の意味や由来、すすきを飾る意味や団子をお供えする意味をお伝えします!

 

十五夜の意味・由来

そもそも十五夜とは、満月を意味しています。

基本的に月は30日で新月から満月へと繰り返します。

15日かけて満月となり、15日かけて新月へと進むのです。

その満月のときを十五夜と呼ぶのですね。

 

 

なぜ、秋の満月を十五夜というようになって親しまれるようになったのでしょうか?

お月見の始まりは平安時代であり、貴族の遊びのひとつでした。

そして、庶民に広がったのは江戸時代で、秋の収穫に感謝する収穫祭として庶民に親しまれるようになったのです。

 

 

秋の満月に豊作を感謝し、これからの豊作を祈ったのが今の十五夜のイメージとなっています!

 

すすきを飾る意味・由来

すすきを飾ることにもちゃんと意味がありますよ。

すすきは稲穂の代わりです。

 

 

本来、稲穂が神様を招く依り代ですが十五夜には稲穂の収穫が間に合わないため、すすきで代用することになったのです。

 

 

稲穂に似ているすすきを飾ることで神様をお招きするという意味があります。

さらに、すすきは切り口が鋭いので魔除けとしての意味もあるのです。

 

団子をお供えする意味・由来

お月見に欠かせないのは団子ですよね。

昔は秋に収穫した里芋などをお供えしていたそうなのですが、途中から米粉で作った団子もお供えするようになったのです。

 

 

団子は収穫への感謝や健康、幸福を表しています。

そして、お供えしたあと団子を食べることで健康や幸福がやってくると考えられています。

一般的な団子は白くて丸いですが、関西地方だと細長くした団子にあんこを巻いています。

里芋のイメージをしているそうですよ。

 

 

月見団子は地域によっても違いがあるようですね。

 

まとめ


十五夜の由来は、平安時代の貴族の遊びであるお月見でした。

それが江戸時代に広がって月に対して豊作の感謝と祈りをし始めたのです。

 

 

収穫の年である秋、人々はその秋の十五夜を特別なものであると捉えていたのですね。

それが今の十五夜のイメージとなったわけです。

 

 

すすきを飾るのは神様をお招きする、魔除けという意味があります。

団子をお供えするのは収穫への感謝や健康、幸福を表しておりその団子を食べることで健康や幸福が自分にやってくるとされているのです。