お米のとぎ汁は植物に良いって本当？
栄養豊富な天然の液体肥料
お米のとぎ汁には、植物にとって必要な栄養素（でんぷん・ビタミン・ミネラル）が溶け込んでおり、天然の液体肥料として活用できます。特にビタミンB群や少量のカルシウム・リンなどが、根の成長や葉の色づきに良い影響を与えるとされています。
使い方はとっても簡単！
お米を1回目に洗ったとぎ汁（白く濁ったもの）は、汚れや農薬の可能性があるため避け、2回目以降のとぎ汁を使います。
・植物の根元に、普通の水やりのように注ぎます。
・頻度は週に1〜2回程度が目安です。やりすぎるとカビや虫の原因に。
お米のとぎ汁を使うときの注意点
長時間放置しないこと
とぎ汁は時間が経つと腐敗しやすく、悪臭や植物の根腐れを引き起こす可能性があります。使うときは「とぎたて」をすぐに使用するのが鉄則です。
発酵・雑菌のリスクに注意
密閉容器で保存したり、室温に放置すると発酵して雑菌が繁殖します。観葉植物に悪影響を与えるだけでなく、室内の臭いの原因にもなるため、余った分は処分しましょう。
植物の種類を選ぶ
とぎ汁に敏感な植物（サボテン、エアプランツ、洋ラン系）には適さないこともあります。まずは丈夫な観葉植物（ポトス、アイビー、パキラなど）で試しましょう。
お米のとぎ汁が合うおすすめの観葉植物3選
ポトス
水分・栄養をしっかり吸収するポトスは、とぎ汁水やりで葉にツヤが出やすくなります。
アイビー（ヘデラ）
生命力が強く、初心者にも育てやすいアイビーは、お米のとぎ汁との相性も抜群。
パキラ
室内でも育てやすく、成長期には栄養が必要なため、天然の栄養水で元気に育ちます。
まとめ：お米のとぎ汁は植物ケアの味方！
お米のとぎ汁は、手軽に取り入れられる天然の栄養源。正しい使い方と注意点を守れば、観葉植物の健康維持や成長促進に大きく役立ちます。ゴミにする前に、もう一度使い道を見直してみましょう。
