ペット

室内小型犬にとって散歩は必要なの?家の中で遊べば充分じゃない?

室内で飼われている小型犬にとって散歩は必要なのでしょうか?
トイレの仕付けもペットシートに出来るようになれば部屋の中で遊んであげるくらいでよいのかどうか?
いろいろ気になりますよね。

 

室内の小型犬でもやっぱり気分転換が必要

ずっとお家の中にいてもダラダラしているだけの小型犬ですが、やはり晴れた日には散歩に連れていってあげましょう。
大型犬みたいに何時間も散歩をさせてしまうと股関節を痛めてしまいます。
実際、友人の家のヨークシャーテリアは室内犬の割りに散歩が大好きで朝晩1時間は帰りたがらないそうです。

小型犬にとって1時間は長すぎるようで、だんだんと股関節が変型してしまいました。
それでも散歩に行きたがるそうです。
小型犬の場合は10分から20分程度で大丈夫です。

 

家の近所を一回りでもOK

やはり犬なので、外の草の匂いを嗅いだり、時には口に入れてみたりといろいろな経験を積んで成犬になっていきます。
子犬のうちから外に慣れさせておかないと本当に外に行きたがらない犬になってしまい、「散歩しなくて楽じゃん」と言われますがあまりにも散歩に行きたがらないと逆に不安になってきます。

外に出ればいろいろな刺激があり犬にとっても五感が刺激され脳の働きが活性化されます。犬も、年を取ると認知症になってしまうことがあるので予防としても散歩に連れていきたいですね。

 

犬社会を学ぶ

外に行くと他の犬に出会うことが出来ます。
小型犬もいれば大型犬もいますので、そこで毎日人間と同じ暮らしをしていても、犬には犬の社会があることを学ばせなくてはなりません。
お互いにおしりの匂いを嗅いだりすると、犬は自分より、強いか弱いか、年齢なども分かってしまうようです。

そこで、マウントなんか始めたら怒って仕付けなくてはなりませんので、小型犬でも散歩に連れていってあげたほうが犬のためです。
でも他の犬に近づかせるときは時は相手の犬の様子を良く見て犬同士を挨拶させたい時は、ちゃんと飼い主さんに「近づいても大丈夫ですか?」と聞いてからにしましょう。
勝手に来られることを嫌う飼い主さんもいますので…。

 

これからの季節は…

小型犬も大型犬も同じですが、夏になるとアスファルトがとても熱くなってしまいます。
人間は靴を履いていますが犬は肉球のみです。
素足でアスファルトの上を歩いてみてください。とても熱くて歩けません。

散歩を嫌がっている小型犬の中には、過去に熱い思いをしたからトラウマになって外に出たくないと思っている場合もあります。
夏場の散歩は暗くなってからにしましょう。

 

まとめ

小型犬も家の中でボール遊びしているだけでは、やはりすぐに飽きてしまいます。
毎日でなくても良いので天気のよい日にはぜひ外に散歩に連れていってあげましょう。

嫌がるようでしたら、最初はダッコして外に連れ出し、車など通らない静かな道を選んで歩かせてあげてください。

だんだんと慣れてきたら公園なども歩けるようになってきます。