ペット

お祭りですくった金魚の育て方はどうしたらいい?

私、自慢じゃないですが、金魚すくい名人(?)です。
私が屋台の金魚をすくっていると、人だかりが出来るほどの腕前です!
が…育てられません。

 
すぐ死んでしまうのです。
すくった金魚をどうするかと言うと、回りに「すげー!」と群がっている子供たちに全部分けてあげます。
私が飼ってすぐ死んだらかわいそうですからね。

 

このお祭り金魚どうすれば長生きしてくれるのでしょう。

 

とにかく速攻で帰りましょう!

みんなに追い回されて疲れている金魚たちです。
小さな袋に入れられ酸素も少ない状態なので、りんご飴なんか、食べている場合ではありません。
一刻も早く、広い水槽に移してあげましょう。

 

病気が蔓延している場合もあるので

お祭り金魚は劣悪環境で生き延びてきましたが、なかには病気にかかっていると金魚も混じっています。
かわいそうな金魚たちは現代人のようにストレス状態にあった為、免疫力が落ちてしまっていたり、寄生虫や細菌が増えていることも多いです。

 
お家に帰ってすぐに真水に入れてあげるのではなく、水1Lに対して小さじ1杯分の塩を入れたお水で1週間静養させてあげましょう。
ちなみに静養期間中はエサは与えてはダメです。

 
人間だけ食事してかわいそうにと思うかもしれませんが、金魚は1,2週間は何も食べなくても普通に生きていられる生き物です。塩水で静養中はエサを与えないという事は守ってくださいね。

 

金魚鉢はどうする?

レトロな金魚鉢で育てたくなる気持ちもわかりますが、金魚1匹あたり10Lの水を必要とします。
そんなに、水が必要なのか!?と思うでしょうが、水の劣化を防ぐためです。

 
なので、名人の私が金魚をすぐに死なせてしまったのはここが原因ではないかと思われます。

 

水替えのタイミング

水替えのタイミングとしては、金魚が水面で口をパクパクしている(お腹がすいたよーのサインではないようです)もしくは水が濁ってきたら水替えをしてあげましょう。

 
金魚も尿を排出するので水槽内のアンモニアの濃度が高まっています。
めんどくさいからと放っとくと金魚にとっては、居心地の悪い毒の水に住むことになってしまいます。

 

よく、金魚を別の容器に移してすべての水を新しくしてしまう方もいますが、水槽内の水の2/3
程度を取りかえてあげたほうが、馴染みやすいです。
そして必ずカルキ抜きをしてあげてください。カルキ抜きの方法は簡単で、きれいなバケツに水道水を入れて天日に置いておくだけでカルキは抜けます。

大変!金魚がなんだか病気っぽい!

犬、猫なら動物病院に連れていけば薬が出ますが、まさか金魚を連れていっても獣医さんも困ってしまいます。

 
異変に気づいたら、他の金魚に感染しないように、すぐに隔離して上記で説明した塩水で静養させてあげてください。
早めに気づけばそれだけで、元気に復活します。

まとめ


お祭りの金魚はすぐ死ぬと思っていたのですが、育て方が悪かったのですね。
今回は私も勉強になりました。

 
ぜひお祭りに行ったら金魚すくいを楽しんで
お家で可愛がってあげてください。きっと大きく育ちますよ。