なにかを新しく生み出したり、問題をうまく解決していくには…などのアイデアやプロジェクトを世界中の人からお金を募りチャレンジしていく取り組みです。
ネット決済が普及した今、日本だけではなく世界で数多くのクラウドファンディングサイトが活動しています。
今回は私たち一般庶民が、プロジェクトを応援していくためお金を出す側としてのメリット・デメリットを説明していきます。
クラウドファンディングにも種類がある
・寄付型:寄付と言うくらいなので、金銭や物のリターンはない
・投資型:配当が出れば配当金を受け取れる
・融資型:お金を貸すので利子としてリターンがある
・購入型:先にお金を出し、後々プロジェクトから物やサービスなど金銭の配当とは違う形で特典を受けることができる
種類はこんなようなものですが、株のように多額の資金がないと始められない訳ではなく、1,000円~5,000円など少額の金額で応援したいプロジェクトに参加できるのもひとつのメリットです。
クラウドファンディングのメリット
自分の持っているお金を銀行や投資信託に任せっきりせず、自分のお金を自分の考えで、共感できたり応援したくなるようなプロジェクトにお金を使えることです。
寄付型や購入型の場合、例えリターンがなくとも自分がお金を出すことによりより良い社会貢献や相手との一体感など心理的満足を得られる可能性があります。
特に融資型では利子として金銭的なリターンが入ってきます。
これは普通の銀行預金や投資商品ではなかなか出せないような金利が得られる場合があります。
クラウドファンディングのデメリット
いざ有志たちからお金を集めたものの、その資金を有効利用出来ない時もあります。
購入型の場合、なにか新しい商品を作りたいと資金を集めたものの、計画通りには作れない場合もあります。
融資型ではお金が返ってこないなんてこともあります。
投資型では、あくまで紙の上での計算で投資を集めているので思った通りに企業が伸びていかない時もあり配当が出ない場合があります。
寄付型の場合、活躍を期待をしてお金を寄付したのに相手が期待通りに活躍してくれない場合があり、期待裏切られた感が強く残ってしまいます。
最大のデメリットとして、一度出した資金を、やっぱり必要になったから返してくれとか転売したいとかなど、定期預金や株券と違い、お金を取り戻すことは難しいです。
プロジェクト側としたら、お金を提供してもらったら、そのお金を元手に使っていろんな事業に使ってしまっているため1度出したお金は戻ってこないと考えでください。
なので、余裕資金でクラウドファンディングをするのは良いのですが、一発逆転を狙えるような先物取引とは違うので生活費から無理矢理お金を引っ張り出すことは止めましょう。
まとめ
メリット、デメリットを書いてきました。
少額から参加できるので、少ない金額で見返りがなかったとしても、少しでも応援したいプロジェクトに共に参加をしたという金銭などのリターンでは得られない心のリターンは確実に受け取れます。
(たまに期待を裏切られる時もありますが…)
応援したいプロジェクトがあったら少額でも参加してみてはいかがですか?