靴下は消耗品といえ、穴も開いていないのに何度も洗濯をしてピロピロに伸びてしまった靴下ってイヤですよね。
歩いていると下がってきてイライラします。
靴下が伸びない干し方があるので、ぜひ今日から試してみましょう。
洗濯して洗濯バサミで挟むのはどっち?
私は靴下のつま先部分を洗濯バサミで挟む形で干していました。履き口部分を洗濯バサミで挟むと履き口のゴムが伸びそうで必ずつま先部分を挟んで干しています。
それに下からの風で履き口から通気性も良くて早く乾きそうな気もします。
何となくですが、見た目美しく干せている感じがしてつま先挟む派です。
では逆の考え方の人もいます。
履き口を洗濯バサミで挟む派の方は、
つま先部分を洗濯バサミで挟むと、つま先部分が結果布が2重になるので、乾きが悪い感じかすると言う意見もあります。
これどちらが靴下が伸びない干し方なのでしょうか。
正解は履き口が上で挟む事が靴下にとっては良いことでした
洗濯物の水分は重力で下へ下へと下がっていきます。当然上の方から乾いて行くのですが、じゃあ、つま先の方が乾きにくそうなんでつま先上派が正解かと思われましたが、早く乾かすためにはつま先上の方が乾きます。しかし靴下が伸びない干し方は逆、つまり履き口を上の方が靴下は伸びません。
これなぜかと言うと、『ゴムは水に弱いから』です。
靴下に限らずなぜかパンツもすぐゴムが伸びてピロピロになってしまうと言う方もおそらく、ウェスト部分を下にして干していませんか?
とある靴下メーカーのHPを確認したところ、丁寧に洗い方の絵つきで解説がありました。
やっぱり『履き口を上にして直射日光を避け、日陰で乾燥させてから乾燥後は速やかに収納しましょう。』と書いてありました。
メーカーが言うのであれば間違いはないですね。ただ陰干しっていうのが個人的には「本当に乾くのか?」という疑問は残りますが、風が当たるところに干しておけば乾くのでしょう。
水に弱いと言うことは、汚れた靴下を浸け置き漂白なんてしていたらゴム伸びるのは避けられません。めんどくさいですが手洗いするか、泡ハイターを吹き掛けて洗濯するしかないです。
ならば乾燥機で靴下は伸びないのでは?
安易な考えですが乾燥機で一気に乾かしたら良いのでは?と思ったのですが、実はゴムは熱にも弱く乾燥機は熱風を送るのでNG。
メーカーの話によると、『乾燥させすぎないよう、やや湿った状態で取り出し、外気で乾燥させます』とありました。
靴下だけ乾燥機にかけている訳ではないので途中で乾燥機を止めて2つ1組の靴下を数ある洗濯物の中から探し出すのは至難の技です。
しかも、やや湿った状態で、外気で乾燥させるのであれば最初から外に干した方が楽です。
湿気った洗濯物の中に手を突っ込むのもイヤですしね。
まとめ
ゴムは水に弱くつま先を上にして干すと、重力で水分は下へと下がってきます。
靴下の正しい干し方は伸びやすい履き口のゴム部分を上にして乾かすことがピロピロ靴下にならないコツです。
乾燥機を使用した場合もゴムは熱にも弱いため完全乾かさず、湿気った状態で、外に干しましょう。