健康・医療

鉄のフライパンで鉄分補給して貧血予防!

最近では油を敷かずに調理が出来るフライパンを購入するのが当たり前のようになってきました。実際我が家にも鉄のフライパンがありますが、重いし、油を大量に入れないと焦げ付くしで食器棚の奥で眠ったままです。
しかし、鉄のフライパンを使うことにより得られる効果を紹介します。

 

鉄分ってどのくらい必要なの?

1日に必要な鉄分はおよそ10㎎。この鉄分10㎎
を食品で摂取するとなると…

 

鉄分が多い食品の代表として思いつくのがレバーです。
豚レバーには鉄分が多く、100g中に13㎎もの鉄分が含まれています。
毎日レバー100g食べればOKですね。
なんて、簡単に言いましたが、毎日鉄分だけ気にして食事を取るわけではないので食事を作る主婦は頭を悩ませてしまいます。

 

 

※鉄分には2種類あり『へム鉄』肉や魚の動物性食品に含まれていて、吸収率は10~20%です。
もう1つが『非へム鉄』と言って、ビタミンCなどと一緒に食べないと全く吸収できない鉄分です。
鉄のフライパンには『ヘム鉄』が含まれているので吸収されやすい鉄分です。

 

ならば、鉄のフライパンで食事を作ろう!

鉄分の多い食材を鉄のフライパンで作ればより鉄分を摂取できます。

 

 

レバーが苦手でなければ、レバニラもメインのおかずとして食卓に置けるので鉄分補給にはもってこいなっておかずです。
しかし、私はレバー苦手なのでレバニラもあまり作りません。(自分の嫌いなものは作らない主義です。)
それに毎日レバニラも飽きてしまいますので、箸休めの1品料理を作るのはいかがでしょうか?

 

 

☆ひじきの煮物…ひじきは栄養豊富な食品です。ひじき100gあたり、カルシウムが牛乳の12倍、食物繊維がごぼうの7倍、マグネシウムがアーモンドの2倍も含まれています。そのほかにも、ビタミンBや葉酸なども含まれていて、しかも低カロリーなのでダイエット中の女性には強い見方です。
肝心の鉄分ですが、実は100gあたり6.2mgしか含まれていません。これにはカラクリあり、最近では鉄のフライパンで調理をしなくなってしまったため、『鉄分豊富なひじき』から『あんまり鉄分が入っていないひじき』に格下げされてしまっていました。
でも、鉄のフライパンでひじきの煮物を作れば
充分な鉄分を補うことができます。

 

 

今日から鉄のフライパンで鉄分補給!

・1日に必要な鉄分はおよそ10㎎。
・鉄のフライパンには吸収されやすい『ヘム鉄』が含まれている。
・ひじきには100gあたり6.2mgしか含まれていないので鉄のフライパンを使用して鉄分アップを狙え!

 

 

私自身も貧血がひどくサプリで鉄分を補おうかと考えていたところでした。
しかしサプリにお金をかけるより、奥底に眠っている鉄のフライパンを引っ張り出してフル活用すれば貧血も改善出来そうですし、家計にも負担がかからず嬉しい限りです。

 

 

ちなみに使い終わった鉄のフライパンは、あまり時間を置かず、タワシやスポンジで洗いましょう。
水気を切ったら強火で空焚きし、乾かしてください。この作業をサボるとあっという間に錆び付きます。