橙とみかんの違いとは?味や食べ方、大きさはどう違う?

日本の伝統行事

橙とみかんの違い、みなさんは知っていますか?

どちらも見た目が似ていますし、同じ食べ物のように思えますよね。

橙とみかんの味、食べ方、大きさの違いを調べてみました。

 

 

味の違い

まず、みかんは甘味があります。

みかんには愛媛みかんや早生みかん、はれひめなど様々な品種があり、それぞれ糖度が違いますよ。

食べ比べてみて、好みの味を見つけるのも楽しいですね。

橙は酸味と香りがとても強いです。

かぼすやゆず、ライム、シークワーサーなどの香酸柑橘に分類されますよ。

 

食べ方の違い

みかんはそのまま食べてもおいしいですし、ケーキや大福、ゼリー、飲み物などに使ってもおいしいです。

実際にみかんのケーキや大福の商品はたくさん売られています。

橙はみかんと違い酸味が強くそのまま食べることはムリなので、マーマレードに加工したり、ポン酢に使って食べることが多いですね。

橙の果汁を醤油などに混ぜることで、オリジナルポン酢を作ることも可能。

鍋料理や湯豆腐、水炊き、唐揚げなどに使うとさわやかで、あっさり絶妙な味わいを楽しむことができますよ♪

 

 

大きさ

みかんは大体40~80gの大きさですが、大きいみかんだと150gはあります。

橙は大体130~180gなので、みかんと橙は大きさにかなり違いがあるんです。

橙のほうが少しだけ大きいですね。

 

 

お正月に飾る鏡餅にはどちらを添える?

お正月の飾りで欠かせない鏡餅ですが、その上に添えるものはみかんと橙のどちらが正しいのでしょうか。

実は、橙を添えるのが正しいとされています。

 

 

橙を鏡餅に添えることで「代々栄える」という縁起を担いだものなのです。

橙は冬になっても木から落ちずにずっと枝にくっついているため、昔は「代々」と呼ばれていました。

 

 

しかし、最近では橙ではなくみかんを添えるご家庭のほうが多いですね。

みかんのほうが手に入りやすく、価格も安いのが理由でしょう。

 

 

本来は橙を飾るのが昔からの習わしですが、どうしても橙がない場合や鏡餅が小さくて橙を添えられない場合はみかんでもいいと思います。

 

 

まとめ

橙とみかんは見た目が似ていますが、味や食べ方、大きさがまったく違います。

みかんはそのまま食べてもおいしいですが、橙はそのままでは食べられないので注意。

 

 

橙の果汁を醤油などに混ぜて、ぜひオリジナルポン酢を作ってみてください!

鍋や湯豆腐にとっても合いますよ。

みかんと橙は美肌効果や疲労回復、風邪予防に役立つので、積極的に食べるようにしましょうね♪