夏になるとかき氷が食べたくなりますよね。
私はブルーハワイが好きです。
さっぱりとした甘すぎないハワイの風を感じるブルーハワイを食べると幸せを感じます。
しかし、かき氷のシロップは全部の同じ味って事を知ってしまいました!
あのブルーハワイの味はなんだったのでしょう?
人間の思い込み
人間は「いちごは甘い味」「メロンはジューシーな味」「レモンは酸っぱい味」と1度食べたことのある味を脳が記憶しています。
そして、「いちごは赤」「メロンはみどり」「レモンは黄色」と脳で覚えている味と色、全部同じ味でも視覚と脳で勝手に味が違うように感じてしまうのです。
どおりで、私の好きな「ブルーハワイ」は人によって味の感想が違った訳なんですね。
納得しました。
中には「ブルーハワイは合成着色料っぽい味しかしない!」と言っていた人がいましたが、その人の味覚は正解です。
甘いシロップを着色しているだけなのですから。
確かにブルーハワイなんて食べ物を食べたことがない
そうです。世の中にはブルーハワイなんて食べ物は存在しないのです。
だからあくまでイメージで味を作り出しているだけだったのです。
私のブルーハワイは「さっぱりとした甘すぎないハワイの風を感じる味」ですが、そもそもハワイに行ったことすらないので、おそらく子供の時にテレビで見た、ハワイの爽やかな風と海のイメージが私の脳と視覚によって勝手に作られた味だったのです。
色さえつければなんにでも変化できるはず
実験はしていないものの、シロップに紫色を混ぜれば「ブドウ味」赤色でも「キムチ味」と言えばキムチの味に思い込めるのでしょう。
かき氷シロップの成分は?
かき氷のシロップの成分は、果糖ブドウ糖液糖・酸味料は全てに共通する成分です。
違いは着色料と香料だけなので、目をつぶって食べると、味は全て同じに感じてしまいます。目に映る色で脳が錯覚を起こし、それぞれの味を感じ取ってしまうのです。
今年の夏祭りは仲間で全種類の味のかき氷を購入して目隠しして食べてみてください。
絶対どの味のかき氷かわからないはずです。
ちゃんと味のあるシロップもあるよ
屋台なのどかき氷ではなく、それなりのお金を払う甘味所では、ちゃんと宇治抹茶などを使ってかき氷を作っているお店もあります。
家庭でも出来る騙されないかき氷
それはカルピスの原液を使うと色も白なので視覚にも騙されず、明らかにカルピスのかき氷になります。これなら騙されません。
かき氷のシロップって同じ味だった!
・味の違いは人間の思い込みと視覚による勘違いだった。
・かき氷シロップの唯一の違いは香料と、着色料のみ、他の成分はまったく一緒にだった!
・ブルーハワイは食べる人のハワイのイメージによって味が変わってくる。
・甘味所などのかき氷はちゃんと味のついているシロップを使用している。
これだけ科学的に人間の脳と視覚で味の違いを感じていますが、私はやはりブルーハワイが好きなので、ハワイの風を感じるために今年も屋台でブルーハワイを購入します。