病気やケガをして、入院中にお世話になった方やお見舞いにきてもらった方へ送るお礼の品。
そんなお礼の品に用いるのしは、どの種類を使ったらいいのでしょうか?
また、表書きはどう書けばいいのでしょうか?
お見舞いのお礼に用いるのしの種類と表書きをお教えします。
のしの種類
のしの種類は4種類あります。
紅白蝶結び・・・何度も繰り返してよいという意味を込めて、お礼や出産などのときに使います。
紅白結び切り・・・二度と繰り返すことがないようにという意味を込めて、結婚や全快祝いなどに使われます。
黒白結びきり・・・告別式前後の御霊前、法要のお返しなどに使います。
黄白結びきり・・・法要のお供え物、法要や法事のお返しなどに使いますよ。
のしの種類は4つしかありませんが、どのようなシーンでどれを使ったらいいのかと聞かれると、分からなくなりますよね。
お見舞いのお礼で使うのしの種類は、「紅白結び切り」を使いましょう!
水引の本数ですが、5本でも7本でもどちらでもOKです。
表書き
お見舞いのお礼の場合、のしの表書きは結構ややこしいです!
退院後にお見舞いのお礼をする場合は、「快気内祝」「快気之内祝」と書きましょう。
通院の必要がなくなった場合は、「全快内祝」「全快之内祝」と書いてください。
まだ通院中で、病気やケアが完治していないときは、「御見舞御礼」と書くのが一般的ですよ。
のしの種類は簡単に覚えられますが、表書きとなると覚えるのが大変ですね。
なにを贈るべき?
どのような品物を贈ればいいか、迷いますよね。
病気やケガが残らないようにと意味を込めて、食べて消えてしまうものや洗い流せるものが縁起がいいのでおすすめです!
食べ物だったら、チョコレートやクッキーがいいでしょう。
夏だったら、そうめんなども人気がありますよ。
病を洗い流すという意味から、入浴剤や石鹸、洗剤、タオルなどでもOKです。
ちなみに、お礼の品物はいただいたものの半額程度が相場になります。
10,000円なら3,000円~5,000円、5,000円なら2,000円~2,500円の品物を贈りましょうね。
まとめ
お見舞いのお礼で用いるのしの種類は、「紅白結び切り」になります。
別の種類ののしを使ってしまうと、マナーを知らない人と思われてしまうので、のし選びは間違えないように慎重に行いましょう。
表書きはややこしいですが、間違えないように気を付けてくださいね。
表書きが分からない場合は、品物を買ったお店に相談するといいですよ♪