日本の伝統行事

墓石の文字にゴミが!掃除方法はどうしたら良い?

墓石が苔だらけだと、なんだかご先祖様にも申し訳ないですし、お隣がピカピカだと尚更見ているだけで切ない気持ちになってきます。

 
墓石自体は大きいので、割りと掃除は楽にできますが、問題は細かく彫られている文字の部分です。
墓石を一生懸命ゴシゴシしても、文字の細かい部分に苔やクモの巣がついていてなかなか落とせません。

 
どうしたら手軽に落とせるものなのでしょうか。

 

墓石自体擦っても平気

墓石自体はタワシなんかで擦っても平気です。しかし、金製タワシで擦ると墓石を守るために施されているコーティングまで剥がれてしまい、表面に傷が出来てしまいます。

 
と言うことは、タワシなら文字の部分も擦っても平気そうですね。
しかしタワシだと文字部分の細かいところまで擦れません。

 

細かい部分を掃除するにはアレ!

家庭でも細かい部分の掃除に使う便利なのアイテム、アレです!
例外なく墓石の文字部分にも適していてぜひ、墓石掃除の時には持っていきたいアイテムです。

 

 

そう、細かい部分の掃除に役立つアレは、歯ブラシ!

 

 

最近は、ホームセンターなどでも、先の細いブラシも販売されていますが、歯ブラシで充分落とせます。

 

 

別に、ご先祖様に申し訳ないと、新品の歯ブラシを用意しなくても、要は汚れを落とせれば良いので、使い古した歯ブラシでも構いません。
逆に新品だとブラシ部分がまだ固いので使い勝手は悪そうです。

 

なんか文字の奥にクモの巣が!

よく文字部分を見ると奥の隅っこの方にクモの巣が張っているなんてことがあります。
さすがに、これは歯ブラシでは届きにくい部分なので、もっと先の細い物を使って取るしかありません。

 
先の細いものと言うと、爪楊枝などがあります。爪楊枝を使えば、歯ブラシでは届きにくかった超細かい部分に楽勝で届きます。

 

汚れを取ったら

文字の汚れを綺麗に取り除いたら、文字の彫刻部分を洗浄します。
水をかければ良いだけなのですが、ひしゃくでバシャバシャ彫刻部分に水をかけても自分自身も濡れてしまいます。

 
ここで便利なのが霧吹きです。

 
霧吹きでも霧状になる物ではなく、一直線に水が出るタイプの物が良いです。
水で洗浄が終わったら、そのまま放置ではなくタオルで拭きあげて文字の掃除は終了です。

 

なにか洗剤を使った方がもっと綺麗になるのかな?

掃除すると考えるなら、なにか洗剤を使った方が綺麗になりそうですが、お家にある中性洗剤なんか使ってしまうと、墓石にシミが出来ることがあります。

 
お墓は高い買い物なので、シミなんかつけたくありません。

 
一応墓用洗剤も販売はしていますが石の種類によっても使えない物もあるので、文字の掃除なら水で充分綺麗になります。

 
歯ブラシを使うからと歯磨き粉など使わないようにしましょう。

 

まとめ


墓石の掃除しづらかった文字部分は、身近にある歯ブラシや爪楊枝で綺麗に掃除が出来ます。

 
わざわざ専用のブラシを購入しなくても、簡単に掃除が出来るので、ピカピカになればご先祖様も喜んでくれることでしょう。