喪服のマナー・アクセサリーはつける?つけない?

日本の伝統行事

喪服の時にアクセサリーは必要なのか必要でないのか…人に聞いてもそれぞれの回答が返ってきて余計分からなくなります。

 

喪服を販売しているお店の店員さんに聞いたところで、売りたいのでいろいろオススメしてくれます。
さて、喪服の時のアクセサリーはどうしたら良いのでしょうか?

 

和装の場合

和装の時はアクセサリー身に付けないのがマナーです。結婚指輪以外は身に付けてはいけません。
悩んだときは和装にすると良いかもですね。
(でも、着物を着れるかどうかは別ですが…)

 

問題は洋装の時!

喪服と言えば真珠のネックレスのイメージが強いかと思われますが、真珠にも色が白と黒があり「お葬式だから黒だろう」と思っている方も多いと思います(私もお葬式前に「黒の真珠のネックレス買わなきゃ!」と思っていました)

 

しかし、皇室のルールでは皇后様が一般人のお葬式に参列したとき白の真珠のネックレスをつけていました。
なので、皇后様に従ってここは白の真珠のネックレスを身に付けるのが一番波風立たず良いです。

 

 

しかも我々一般人としては、白と黒の真珠のネックレスを2つも買い揃えると言うのもなかなかお金がかかるものなので、無難に白の真珠のネックレスだけにお金をかけて購入した方が良いです。白ならばお葬式以外でも幅広く使うことができます。

 

とはいえ、白の真珠のネックレスならなんでも良いかと言うとそうでもなく、安っぽいものは避けてある程度値の張る真珠にしたほうが大人としてのマナーです。

 

白の真珠のネックレスを買うことにしたけどせっかくだからゴージャスなのがいいかしら?

 

そうですよね。せっかく高いお金を出して真珠のネックレスを購入することを決めたので、出来るだけゴージャスなのが欲しいところですが、お葬式の場合短めの真珠のネックレスが一般的です。
長すぎたり2連に出来るタイプは避けてください。

 

しかも、せっかくだし…と言って大粒の真珠の方が…と思わず7mm~8mmサイズの小粒な真珠のネックレスを選びましょう。
お葬式はファッションショーではありません。
大粒の真珠のネックレスを身に付け、これまた真珠のイヤリングなんてつけて参列しないようにしましょう。

 

だいたい購入するときネックレス、イヤリング左右3点セットで販売していますが、お葬式の時はイヤリングはつけないで参列した方が無難です。
地域によっては3点セットで身に付けるところもあるようですので、そこは逆らわず3点セットで参列しましょう。

 

真珠のネックレスを持っていなかったら

無理に購入する必要はありません。
パーティーに参加するわけではないので、亡くなった方を天国に見送る為のお葬式です。
真珠のネックレスを持っていなかったからと言って、恥ずかしい思いをすることもありません。

 

まとめ

 

真珠のネックレスをつけてお葬式に参列するのであれば皇后様に習って白の真珠のネックレスにしましょう。
大粒のゴージャスなものではなく控え目なシンプルなネックレスにしましょう。

 

例え真珠のネックレスを持っていなくても、ちゃんと喪服を着て参列するのであればアクセサリーは絶対に必要ということはありません。