冬が終わって、羽毛布団を片付ける季節が来ると毎年迷うこと。
羽毛布団ってかさばるから圧縮したい~!!
次の冬までそのままの状態で押し入れに入れておくとかさばってしまいます。
ビニールタイプの布団圧縮袋を使っても良いものでしょうか?
布団圧縮袋を使うと
布団圧縮袋を使えば、モコモコしてかさばる羽毛布団がペッタンコになるから収納場所に困らない!と思うでしょうが、基本的には羽毛布団には布団圧縮袋は使わない方が良いです。
なぜかというと、羽毛布団と言っても大抵フワフワの毛の部分と、羽の形をしている軸のある部分を混合して作っています。
布団圧縮袋で圧縮してしまうと、羽の軸部分が折れたり、飛び出したりして羽毛布団が痛んでしまいます。
この羽の軸が布団を覆っている布を突き破って穴が開いたりして、そこから気がつくとフワフワと羽毛が飛んでいきます。
なので、よく通常の布団を圧縮するときに使うビニールタイプで掃除機などで中の空気を抜く布団圧縮袋を使用しないで、専用の羽毛布団の袋があるのでそちらを使うようにしましょう。
値段も1000円~3000円程度で販売されているので(値段の差は入る枚数にもよる)めんどくさがらず専用の袋を購入してください。
ただ、通常の布団圧縮袋はペッタンコになりますが、羽毛布団専用の袋を使ってもペッタンコにはなりません。
うまくまとめる…というイメージでしょうか?
でもそのまま羽毛布団を押し入れに収納するよりははるかに、邪魔にはなりません。
羽毛布団専用の袋を使ったらちゃんと元に戻る?
さて、また冬が来て羽毛布団を使う時期が来たら羽毛布団専用の袋から取りだし、そのまま使ってはいけません。
いままで袋の中で縮こまっていたわけですから、1度外に干してください。
布団と言えば天日に干す!イメージですが、羽毛布団の場合、天日に干してしまうと羽が痛んでしまいます。
なのでカラっと晴れた日に直射日光を避けて、風通しの良いところに陰干ししてください。
ベランダが全面的に日が当たって陰がないお宅だったとしても干せない訳ではありません。
ようは直射日光を避ければ良いので、まずは羽毛布団を干して、その上からシーツなどで覆ってしまえば風通しは良く、直射日光も当たりません。
この作業を1日すれば元のフワフワ羽毛布団に戻ります。
雨が続いて干せない…
そんな時は室内で布団乾燥機を使ってもOKです。
湿気を飛ばせば良いので、寒くなってきたけど雨で干せない何て時は、布団乾燥機を有効利用しましょう。
まとめ
羽毛布団を通常のビニールで空気を抜く布団圧縮袋は使用してしまうと、非常に痛んでしまいます。
羽毛布団は高い買い物なので、できる限り長期間使い続けたいですよね。
そのためには専用の羽毛布団の袋を購入して、あまり圧縮しすぎず、使うときは必ず風通しの良い所で陰干ししてあげると、羽毛布団は長持ちしますし、フワフワの状態で心地よい眠りにつくことが出来ます。