日常生活で、油性マジックが意図せず服や肌に付いてしまったり、壁や床に残ってしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。水や石鹸で試しても、しぶといシミがなかなか消えずに困ってしまうこともあるはずです。そこで今回は、油性マジックのシミを落とすための効果的な方法を3つご紹介します。ご家庭にある身近なアイテムを活用して、シミを簡単に落とせるコツをお伝えしますので、ぜひ試してみてください。
1. 肌についた油性マジックの落とし方
油性マジックが誤って肌に付いてしまった場合、特に焦りがちですが、実は簡単に落とせる方法があります。身近なアイテムを使ってシミをスムーズに取り除くことができます。
〇サラダ油
〇ごま油
〇日焼け止め
〇口紅
〇歯磨き粉
これらのアイテムをシミがついた部分に少し塗ってから、軽く放置し、その後に拭き取ると驚くほど綺麗になります。サラダ油やごま油、日焼け止めには油分が含まれており、油性マジックと反応してシミが浮き上がります。これにより、あとは優しく拭き取るだけでシミを取り除けます。
さらに、口紅には乳化剤が含まれているため、これもシミを溶かす役割を果たします。また、歯磨き粉に含まれる研磨剤は、物理的にシミを削り取るように作用するので、肌に負担をかけずにシミを落とすことが可能です。
2. 洋服や布製品に油性マジックがついた場合の対処法
服や布に油性マジックがついてしまった場合は、完全にシミを消すのは難しいかもしれませんが、できる限り薄くする方法があります。繊維を傷つけないためにも、力強くこするのではなく、優しく叩きながら処理をすることがポイントです。
〇除光液
〇消毒用エタノール
〇クレンジングオイル
これらをハンカチや布に少量含ませて、シミの部分を軽く叩くようにして落としていきます。こすってしまうと、シミが繊維に深く入り込んでしまう可能性があるので、優しく丁寧に作業を行いましょう。また、長時間かけてじっくり行うことで、繊維を傷めずにシミを薄くすることができます。
3. 床や壁についた油性マジックの落とし方
特に小さなお子さんがいる家庭では、油性マジックで壁や床に落書きをしてしまうこともよくあります。新築や賃貸だと、特にこういったシミは気になってしまいますが、心配は無用です。家にある意外なアイテムで、簡単に落とすことができるのです。
〇みかんの皮
なんと、みかんの皮に含まれる「リモネン」という成分が、油性マジックのシミを分解し、落とす手助けをしてくれます。やり方はとても簡単で、汚れた部分をみかんの皮で軽くこするだけです。これでシミが見事に消えるので、一度お試しください。
まとめ
油性マジックのシミは、落とすのが難しいと思われがちですが、実は身近なものを使うだけで簡単に除去できるのです。肌についた場合や、服や壁についた場合でも、それぞれ適した方法を使えば、シミにさようならできるでしょう。時間が経つと落ちにくくなるため、油性マジックがついてしまったら早めの対処が大切です。また、お子さんがいるご家庭では、いたずらされないように油性マジックを手の届かない場所に保管することをお勧めします。
