かぼちゃって煮たり焼いたりする前は固くて扱いづらく、特に皮なんか包丁の歯がこぼれそうになってしまいます。
かぼちゃの皮が嫌いな人も多く、調理する際は皮を取ってしまう人も多いことでしょう。
でも、かぼちゃの皮にはいっぱい栄養素が詰まっているので捨てるのは惜しいですよ!
実より多く入ってる栄養素
βカロテンと言う栄養素が実より3倍も多く含まれています。
βカロテンって聞いても??って方に簡単に説明していくと…
免疫力を高める効果
ちょくちょく風邪を引いている人にはぜひ食べてほしいかぼちゃの皮です。
外からウイルスや細菌が入って免疫力が低下していると病気にかかってしまいます。
βカロテンには免疫力をアップさせる効果があります。
女性に嬉しい美肌効果
βカロテンは体内に入ると必要な分だけビタミンAに変換されるのですが、このビタミンAが新陳代謝を活発に促してくれます。
最近、くすんで美白美容液を使っても綺麗にならないと言う方はかぼちゃの皮を積極的に食べてみましょう。
体の成長を助ける
βカロテンから必要な分だけ変換されたビタミンAは、成長を助けてくれて丈夫な骨作りをしてくれます。大人も骨粗しょう症に気を付けたいので食べたいものですが、成長期のお子さんにもぴったりな食材です。
ガンの予防
予防なので絶対にガンにならないとは言い切れませんが、ガンの発症の多くは活性酸素が原因とされています。
抗酸化作用があるβ-カロテンには活性酸素を除去することが出きるようです。
ガンの発生には他の要因もあるので100%ガンにならないわけではないのですが、他の免疫力アップなども期待出来ますし食べていて損はないかぼちゃの皮です。
かぼちゃの皮でアレンジレシピ
かぼちゃの煮付けを皮つきで作っても、みんな皮は綺麗に残して実だけ食べてしまいます。
甘いものが好きな家族ならデザートに残ったかぼちゃの皮で、アイスを手作りしてあげましょう。
用意するもの
・かぼちゃの煮付けで余ってしまった皮
・カップアイス(好きなだけ)
作り方
・煮物で残った皮を取りだし、細かくみじん切りにしてください。
・カップアイスを食べられるだけ、ボールなどに移し、みじん切りにしたかぼちゃの皮をアイスの中に練り込みます。
・後は盛り付けて完成です。
元々かぼちゃの煮付けが甘く出来ているので、アイスに混ぜてもちょっとかぼちゃ風味のつぶつぶ食感アイスが出来上がります。
これならかぼちゃの皮だけ捨てることもなく、子供も喜んで食べてくれるので、丈夫な骨作りを助けてくれる効果を狙えます。
ただし、アイスなので食べ過ぎると太ってしまいますのでかぼちゃの煮付けを作った日だけの特別デザートにすると、プレミア感が出て良いですね。
まとめ
かぼちゃの皮には栄養がたくさん詰まっています。
どうしても皮が嫌いって人も多いと思いますが、いろいろアレンジして積極的にかぼちゃの皮も食べるようにして、丈夫な体作りをしたいものです。