冬に使うスタッドレスタイヤ、使わない季節はどうしていますか?
物置に収納している方は多いでしょう。
実は、物置に収納する前にするべきことがいくつかあります。
それをすれば、タイヤの劣化を防いで長持ちさせることができるんです。
タイヤの正しい保管方法をお教えするので、試してみてくださいね。
汚れを落とそう
タイヤを物置に収納する前に、付いている汚れを落とすことでゴムの変質を防ぐことができます。
しっかりと洗って汚れを落とし、天日干しをしてください。
乾いているのを確認したら、ビニール袋に入れて保管しましょう。
タイヤワックスもちゃんと落としてくださいね。
収納する際は、ストーブなどの熱源や電気の火花が出るような機械などの近くを避けて保管すると安全ですよ。
ちなみに、タイヤ単体で収納する場合は内側に水や異物などが入らないように気を付けましょう。
ホイールが付いていたほうが異物などの混入を防ぐことができるので、おすすめですよ。
空気を抜きましょう
物置に収納する場合、タイヤの空気圧を使用時の1/2くらいに落としましょう。
タイヤの内部では常に外に押し出す力が1.5tかかっており、空気を抜いてあげることでタイヤにかかる負担を軽くして劣化を防ぐことができますよ。
横置きにしよう
物置に収納する際は、タイヤを横置きにしてください。
そうすることで、タイヤの接地部の変形を防ぐことができますよ。
縦置きに保管してしまうと、接地部がゆがんでしまう可能性があります。
ゆがんでしまうと、安全に走ることができなくなってしまうのでタイヤを買い替えなくてはなりません。
また、長い間保管すると、タイヤの中の薬品がにじみ出てきて床を汚してしまう可能性もあるので注意!
床に保管するときは、厚さのあるダンボールなどの敷物を敷いてからその上にタイヤを置くようにしましょうね。
まとめ
タイヤの正しい保管方法を3つお教えしましたが、簡単ですね。
①汚れを落とす
②空気を抜く
③横置きにする
この3つを行うことで、タイヤの劣化を防いで長持ちさせることができ、節約にも繋がります♪
けれど、屋内の物置に収納しているからといって安心してはいけません。
タイヤが盗まれる事件も多くあるので注意する必要がありますよ。
大事なタイヤが盗まれて、悲しい思いをしないためにも鍵をしっかりとかけて、こまめに見回りするようにしましょうね。