天然うなぎの旬の時期はいつなの?養殖ものとは違う!

料理

うなぎの旬の時期はいつなのか知っていますか?

 

じつは、意外な季節が旬なのです!

しかも、天然のうなぎと養殖のうなぎでは旬が違います。

 

うなぎの旬の時期についてお教えしますね。

うなぎの旬の時期

本来、うなぎの旬は秋になります。

 

暑い夏である土用の丑の日にうなぎを食べる習慣があるせいか、意外だと思う人は多いでしょう。

うなぎは冬に冬眠し、寒い冬に備えて体に栄養分を蓄えようとします。

なので、冬前の10月と11月がもっとも脂がのっていておいしいのです。

 

天然うなぎの旬の時期


天然うなぎは例年5月頃からとれはじめ、12月には漁が終わります。

旬は秋~冬にかけての時期で8月~12月になります。

とくに、水温が下がりはじめる10月頃は栄養をたくさん蓄えたうなぎや川・湖で5~12年成長して産卵するため川を下る「下りうなぎ」がおいしいとされています。

 

天然うなぎは養殖うなぎと味が違います。

 

【天然うなぎの味】
・あっさりしていて脂くどさがない
・川魚特有のさわやかな香りがする
・一匹ごとに味わいが違う
・小骨が気にならない

 

以上のように、天然うなぎには養殖うなぎにはない味の特徴があるのです。

しかし、残念ながら天然うなぎの漁獲量は年々減少しています。

価格も上昇していますし、近い将来ますます手が届かなくなりそうですね。

 

養殖うなぎの旬の時期

わたしたちが日ごろスーパー、デパート、魚屋で目にする国産のうなぎはほぼすべて養殖うなぎです。

養殖うなぎの旬はというと、土用の丑の日に合わせて育てたりするので5月~8月と言われています。

しかし、現在は1年中プールのような場所で徹底した温度管理で育てられているため季節による味の違いはないです!

 

なので、養殖うなぎの旬の時期はとくに決まっておらず1年中おいしく食べられますよ。

 

「夏場のうなぎは味が落ちる」と言われることがありますが、それは天然うなぎだけの話になります。

 

まとめ


うなぎの旬の時期は、本来「秋」になります。

 

そして、天然うなぎと養殖うなぎでは旬の時期がまったく違います。

 

天然うなぎは「8月~12月」が旬です。

 

養殖うなぎは「5月~8月」が旬になります。

 

天然うなぎは10月頃がもっとも脂がのっていておいしいと言われていますが、現在流通している養殖うなぎは時期によって味の隔たりはほぼありません。

もちろん、品質はそれぞれ違いますしすべてがおいしいというわけではありませんので注意しましょうね。