冬はゆず湯で温まろう!ゆずをお風呂に入れるタイミングとは?

日本の伝統行事

ゆずの入ったお風呂で温まると風邪を引かないと言われており、家で入っている人も少なからずいるでしょう。

実は、ゆず湯に入ったほうがいいタイミングというものがあります!

ゆずをお風呂に入れるタイミングと、ゆず湯の作り方をお伝えしますね。

 

ゆずをお風呂に入れるタイミング

1年のうちで、もっとも昼の時間が短い「冬至」にゆずをお風呂に入れるのがいいとされています。

なぜ、この時期にお風呂に入れるのがよいとされるタイミングなのでしょうか?

 

 

実は、これにはちゃんとした由来があるのです。

私たちはお風呂に入ることで汚れを洗い流し、体をきれいにしますが、昔は身を清めるという意味で入る人が多かったそうです。

 

 

冬至の日というのはこれから日照時間が増えるということなので、昔の人は運気を呼び込む前に厄を払っておいて身を清めるという意味でゆず湯に入っていたのです。

なぜゆずなのかというと、ゆずは香りが強いですよね。

強い香りがするものには「邪気が近寄ってこない」と、昔の人は考えていました。

なので、ゆずをお風呂に入れるなら冬至のタイミングで入れるようにして、いい運気を呼び込むといいですよ♪

 

 

ゆず湯の作り方

ゆずを丸ごと入れる方法と、カットして入れる方法があります。

まず、丸ごと入れる場合はたくさんのお湯に浮かべるようにするといいでしょう。

けれど、たくさんのゆずを準備できないという場合は、ゆずの皮に少しだけ切り込みを入れたり、削りましょう。

そうすることで、香りが広がりますよ。

 

 

ゆずをカットして入れる場合は、ゆずを4~6個用意して、輪切りか半分にしてください。

しかし、カットするとゆずの成分が出やすくなり、肌が弱い人はピリピリと刺激を感じることもあるので注意!

また、ゆずの果肉が崩れるため、お風呂掃除が大変になります。

なので、カットした場合は洗濯ネットに入れたり、ガーゼで包むなどしてお風呂に入れるようにしましょう。

 

まとめ

ゆずをお風呂に入れるタイミングとしては、厄払いして運気を呼び寄せられる冬至の日がいいでしょう。

 

 

しかし、ゆずには体の冷えを改善したり疲労回復や美肌効果、リラックス効果などが期待できます。

冬至の日だけでなく、体の不調を感じるときや肌トラブルが起きているときなど、自分の好きなタイミングでゆず湯に入るといいですよ。

 

 

ゆずには殺菌成分が含まれているので、ゆず湯の残り湯は掃除や洗濯に使って再利用してくださいね♪